テーマ:ブリーフセラピー 古今東西
日程
2013年 11月23日(土・祝) 24日
プログラム 1日目
9:30~10:00 受付
10:00~10:30 オープニングセレモニー (会場:大ホール)
我が国のブリーフセラピー史の歴史を築いてきた名古屋から我が国のブリーフセラピーの未来を一緒に考えます。ITC家族心理研究センターの先生からの話題提供をいただく予定です。
10:30~12:30 第2回 ブリーフセラピー・ナンバー1(B1) 決定戦 (会場:大ホール)
昨年度からスタートしたB-1グランプリ支部対抗決定戦。去年は、全国の強豪支部を相手に銀座サロンが初代B1チャンピオンに輝きました。今年の第二回決定戦には、短期療法を学ぶ会仙台支部、同横濱支部、同京都支部、銀座サロンがエントリーしています。銀座サロンからB1カップを争奪するのはどこの支部なのでしょうか! それとも銀座サロン連覇なるか!?
- クライアント:本部・各支部より有志
- セラピスト(メインおよびサブセラピスト2名で1組):現在,仙台,銀座サロン,横濱,京都支部がエントリー
- 審査方法:クライアント10点,聴講者は各1点を持ち点とし、合計点を競う。
- 審査委員長:ITC家族心理研究センター児玉真澄先生 副審査委員長:ITC家族心理研究センター水谷久康先生
12:30~ 昼休み・拡大理事会 (会場:大ホール)
13:30~17:30 大会特別企画 成瀬悟策先生講演&ワークショップ(会場:大ホール)
講師
- 成瀬 悟策 先生(九州大学名誉教授・日本臨床動作学会理事長)
- 鶴 光代 先生 (東京福祉大学教授・日本心理臨床学会理事長・日本臨床動作学会常任理事)
テーマ
- 「身体と心の関連について― 身体の抵抗処理から学ぶ―」
内容
- 13:30~14:30 講演 「身体と心の関連について― 身体の抵抗処理から学ぶ―」について
- 14:30~16:30 実技実習 臨床動作法(予定:腰弛め、肩上げ、肩弛め、自体軸体験)
- 16:30~17:30 ディスカッション こころとからだの関係について
企画趣旨
猫背で背中の堅い方が成瀬先生の手にかかってぐにゃりと柔らかくなったことに驚愕したことがあります。成瀬先生を始めとする臨床動作法の諸先生方は、自閉症・自閉症スペクトラム(アスペルガー等)の子どもが他人に身体をゆだねることを覚え、それにより社会性の飛躍的な成長をする過程を支援していらっしゃいます。それは非常に難易度の高いワークであり、身体に表現される意思、そして身体のありようそのものに関して繊細な観察や洞察を持っていなければ不可能です。
身体から心にアプローチしていく手法は、心理療法の分野では割に少なく、おそらく動作療法、自律訓練法、運動療法、また技法としての筋弛緩法などが挙げられます。我々の家族療法/ブリーフセラピーは言語を用いたアプローチですが、たとえ主に言語を用いて心理療法を行う心理士であっても、身体に対する感受性を持ち、心と身体の関連について理解しようという問題意識が必要なのではないかと考え今回の企画をさせていただきました。
特に、ブリーフセラピーにおいて重要視されている概念は、「抵抗処理」です。どのようにクライアントの抵抗を和らげたり利用したりして、課題を遂行させることにより主訴の消去につなげていくかという手法です。
臨床動作法もにも「身体の抵抗処理」を行っていくプロセスがあり、それを具体的にワークで体感することによって、その感覚を逆にブリーフセラピーに還元させて考えていくことができるのではないかと目論んでいます。また最後に、心と身体の関係について講師とディスカッションをしていきたいと考えています。
(文責 生田)
注:臨床動作法のワークを行いますので,動きやすい恰好でご参加ください。スカートでの参加はお控えください。
18:30~ 懇親会(会場:名古屋クラウンホテル7階)
名古屋市営地下鉄伏見駅(7番出口より)徒歩5分 名古屋市中区栄一丁目8番33号 052-211-6633
プログラム2日目
10:00~ 研究発表
- 会場1:大ホール
- 会場2:610
- 会場3:510
11:20~ 事例研究&ショートケースレポート
- 会場1:大ホール
- 会場2:610
- 会場3:510
12:30~ 昼休み・総会(会場:大ホール)
14:00~16:00 ワークショップ
◆ワークショップA◆
「ITC家族心理研究センターメンバーによるブリーフセラピー講義」 (会場:大ホール)
- 牛田洋一 (沖縄国際大学 ITC家族心理研究センター トレーナー)
- 長谷川啓三 (東北大学 ブリーフセラピー協会 代表)
- 若島孔文 (東北大学 ブリーフセラピー協会 研究員制度 チーフ・トレーナー)
◆ワークショップB◆
「SFBTA(ソリューション・フォーカスト・アプローチ)国際学会報告」 (会場:610)
- 生田倫子(神奈川県立保健福祉大学 ブリーフセラピー協会理事長)
◆ワークショップC◆
「ブリーフセラピーとアディクション臨床」 (会場:510)
- 石井宏祐 (鹿児島純心女子大学 短期療法を学ぶ会 福岡支部長)
- 松本宏明 (志學館大学)
大会申込みの際にワークショップA~Cまでの希望をお知らせください。収容人数の都合でワークショップは先着順とさせていただきます。必ず第一希望と第二希望までお知らせください。
お申し込み
【申込期日】
- 大会参加事前申込:2013年11月5日(火)
- 研究発表エントリー締切:2013年11月5日(火)
【お申し込み方法】
メールの場合:本紙1頁をワード形式かPDF形式で添付して、nfbt@nfbt.org へメールしてください
FAXの場合:045-330-0218(INsソリューションズ)へ送信してください。
注意事項
<臨床心理士ポイントについて>
本大会では臨床心理士継続研修のポイント申請を予定しています。臨床心理士のポイントを希望の方は,2013年11日23日「大会特別企画」および2013年11月24日「ワークショップ」への両プログラムに参加をしてください。「修了証」は11月24日「ワークショップ」終了後に発行予定ですが,大会参加申込みの際に必ず臨床心理士ポイント希望の旨を事務局までお知らせください。原則として事前申請のない方の当日の対応は致しかねます。尚,修了証の再発行につきましても致しかねますので予めご了承ください。
<お弁当について>
会場周辺の飲食店の席数に限りがございますので,お弁当等をご持参いただくことをお勧めします。尚,お弁当のご注文も受け付けております。希望者は大会参加とあわせてお申し込みください。両日ともそれぞれ価格は1,000円です。「1日目のみ希望」「2日目のみ希望」「両日希望」のいずれかを明記してお申込みください。お弁当については事前予約のみとなっております。当日の販売は致しませんのでご了承ください。
会場
中部大学名古屋キャンパス
- 名古屋市中区千代田5-14-22
- JR中央本線「鶴舞」駅名大病院口(北口)下車すぐ
- 地下鉄「鶴舞」駅下車北へ約100m
- http://www.chubu.ac.jp/organization/facilities/nagoya/
大会スケジュールなど詳細は、近日中にご案内いたします。
料金
- 学会参加費 会員8000円(非会員13000円)
- WS参加費 会員3千円(非会員5千円)
学会及びワークショップ参加費は、当日申込の場合は1000円増しとなります。
- 懇親会 会員・非会員(一般)ともに 5000円 (当日参加不可)
- お弁当 1食 1000円
※学会参加の申し込みと同時に学会員への申し込みも可能となっております。その場合は8000+5000=13000円のお振込と、左記メニューから入会お申し込みフォームより事務局にご連絡ください。
※ここでの会員とは,2013年度(4月以降)会費をお支払いただいている日本ブリーフセラピー協会本部,ならびに短期療法を学ぶ会各支部の会員を指します。
※2013年度会費が未納の場合には、年会費5000円を合わせてお支払いください。
【振込先】
ゆうちょ銀行からお支払いの場合:
ゆうちょ銀行 普通口座 記号10280 番号47527311
口座名義「特定非営利活動法人日本ブリーフセラピー協会」
他の金融機関から振り込まれる場合:
ゆうちょ銀行(金融機関番号:9900)支店名 〇二八店(ゼロニハチ店) 店番号028
普通口座 口座番号4752731 名義「トクヒ)ニホンブリーフセラピーキョウカイ」
※ 振込完了をもって,正式申し込みとなります。
※ 当日受付にて確認させていただく場合がございますので,振込明細書は大切に保管してください。
これまでの学術会議
- 2012年 第四回学術会議 大会長:椎野睦 (ウィリング横浜:横浜)
- 2011年 第三回学術会議 大会長:一条孝子 (戦災復興記念館:仙台)
- 2010年 第二回学術会議 大会長:三根豊治 (千葉市文化センター:千葉)
- 2009年 第一回学術会議 大会長:生田倫子 (大田区産業プラザ:東京)