2023年 第15回 京都

H Pが公開になりました!
詳細は https://nfbtkyoto.wixsite.com/nfbt2023 をご覧ください。


◆開催日程
日時:2023年9月30日(土)〜10月1日(日)
会場:京都テルサ
*対面開催ですが、一部のコンテンツではオンデマンド配信も予定しています。
 その詳細についてはH Pをご覧ください。

◆大会テーマ
らしくないブリーフセラピー ―治療的現実の多様性―

ブリーフセラピーに関心をお持ちの皆さま。
 学会発表、ケース検討の準備において、「このケースはブリーフセラピーらしくできたから発表できるな」「このケースは100回もやっているから発表できないな」といった発想でケースを選んだ経験はないでしょうか。ブリーフセラピーの学会なのだから、ブリーフセラピーらしくないことは語ってはいけないという雰囲気を感じたことはないでしょうか。
 本大会では、ブリーフセラピーの多様性とその広範囲な適応性に焦点を当てたいと考えています。「あれかこれか、ではなく、あれもこれも」と表現されるように、全てのコンテンツを説明原理として捉える相対主義的な視座、どのようなコンテンツであれ問題解決に有用なコンテクストがつくれれば採用するという徹底した実用主義的態度こそブリーフセラピーを特徴づけるものです。特定の方法論、技法論といったコンテンツに拘泥することがブリーフセラピーなのではありません。むしろ具体論、方法論としてブリーフセラピーは本来自由であり、精神分析、認知行動療法、PCAといった代表的心理療法のみならず、EMDR等の特定技法や、オープンダイアローグ、トラウマインフォームドケアといった治療構造論や支援思想においても、矛盾や対立を生むものではなく、その具体論をブリーフセラピーの認識論の中に内包することができるものです。
 参加者の皆様には、何年も何百回も面接をおこなったような長期的なケース、他流派が行うようなアプローチが奏功したケースなど、一見ブリーフセラピーらしくないと思われがちなケースの事例発表も期待します。短期性や介入のユニークさといった見えやすい特徴にとらわれずに、また「どの療法・アプローチが優れているか」「ブリーフセラピーならこうする」といったコンテンツ主義に陥らずに、コンテクストを見立てるというその柔軟な認識論を理解し、ブリーフセラピーの多様性を再認識する機会となることを願っています。

日本ブリーフセラピー協会第15回学術会議
大会長:伊東優(京都支部長・カウンセリングオフィスSHIPS代表)


◆今後のスケジュール
演題登録締め切り
2023年 8月11日(金)
発表要旨提出締め切り
2023年 8月25日(金)
研究発表データ(収録動画)提出締め切り
2023年 8月25日(金)
HP掲載用配布資料提出締め切り
2023年 9月16日(土)

○B-1グランプリのスケジュール(諸般の事情により変更になる可能性があります)
6月30日(金)23:59 予選参加申込締切
7月1日(土)〜7月17日(月祝) 予選収録
7月24日頃 予選公開・投票開始
7月31日(月) 本選進出支部決定
8月中 本選収録
9月23日頃 本選事前公開・投票開始
9月30日(土) B-1総評・表彰式
*生中継なし、対面開催。後日配信あり

◆お問い合わせ先
大会事務局 nfbt15conference@gmail.com

大会公式SNSアカウント:
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〇Twitter
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